木材を切ってもらってオーディオボードにする

オーディオ

オーディオボードって高いですよね。オーディオメーカーが販売しているものは安いものでも1枚2万円くらいはします。オーディオショップが販売しているコーリアンボードなんかだともうちょっと安いものもありますが、必要な大きさのものがラインナップになかったりすると困ってしまいます。
そういうわけで私の場合、ボードが必要になるといつもネット通販で木材をカットしてもらっています。こちらの指定の大きさに切ってもらえますし、オーディオ価格ではないので安いですよ。先日もマルトクショップさんにカットをお願いしました。

マルトクショップが便利

ネット通販で無垢材や集成材を注文できるお店はいくつかありますが、マルトクショップさんは素材の種類が多く、Web上の数値入力だけで発注が完了するので重宝しています。

木材通販のマルトクショップ - 笑顔と木のある暮らし創りのお手伝い
笑顔と木のある暮らし創りのお手伝い

素材の多さも圧倒的ではないでしょうか。ハードメイプル、ブナ、栗など、選び放題です。厚みは素材によって指定できる幅が違うようですが、30mm以上まで行けるものが多いです。

ただ、カットの指図をするのに慣れていない人はなんとなく敷居が高く感じるかもしれません。実際、何度もお願いしている私も頼むたびに戸惑うので……。

カット注文画面のオプションについて

オプションがたくさんあるので、面食らってやめてしまう人がいるかもしれません。説明は書いてあるので、頑張って読みましょう。先日注文した、スピーカーの下に敷くボードはこんな感じで発注しました。

届いたのはこんな感じ。200mm×300mm,厚さ30mmです。

面取りでR加工を駆使するともっといい感じに仕上がるのかもしれませんが、いつもこの設定でお願いしています。やすりがけと塗装をやっておいてくれるのがいいですね。届いたらそのまま使用できます。
オーディオ用と比べたら料金はかなり安いですよね?ただ、送料は別途かかります。

注意点

注意点は、届くまでの日数がかかることです。発注画面に出てきますが、普通の通販のようにすぐには届かないのでゆっくり待ちましょう。今回は30日かかりました。
また、あくまでも木材のカット店でありオーディオボードの店ではないですので、うるさいことは言わないようにしましょう。カット誤差は縦横±1㎜、厚み±0.5mmが許容範囲となってます。まあ大半のホームセンターより良いんじゃないかと思いますが……。左右で木目がそろわないこと、木目や節が想像と違うということもあり得ます。あんまり神経質な人には向きません。
加えて、湿気を吸って木材が曲がるリスクも考慮しておく必要があります。とはいえ30mm厚以上のボードを何枚か使っていますが、目視でわかるほど曲がったことはありません。湿気の少ない屋内でボードとして使うのであれば、あまり気にしなくてよいのではないかと思います。

厚みは意味あるのか?

テレビ台の上に置いたスピーカーに敷きましたが、これまで使っていた15mm厚のラバーウッド集成材と今回購入した30mm厚のハードメイプルを比べると、明らかに30mm厚の板の方が良いです。テレビ台の上に乗せた13cmウーファーのスピーカー(DCU-F131Kを使った自作)の下にボードとして敷いてるのですが、安定感がでて低音がしっかり引き締まる印象でした。15mmのだと共振してぼわぼわ鳴ってたので……。

では、ぶ厚ければ分厚いほどいいのか?樹種は何がいいのか?というのは、わかりません。なんとなく評判がいいのでハードメイプルを選んでいます。精神の安定のためにイメージは大事。

市販のオーディオボードより優れているかは?

私の場合、もう10年以上前からこんな感じで木材を切ってもらってボードにしているため、メーカー製のオーディオボードを使ったことがありません。比較ができませんから、製品としてメーカー製オーディオボードより優れているなどとは言えません。実際、メーカー製のしっかりした製品って木材と金属の混合配置、穴開けて振動制御、磁力で浮かせるなど、高くなっても仕方ないところもあると思います。
無垢材はなんとなくイメージが良いかもしれませんが、はっきり言ってしまえば単一素材をポン起きしただけですので素材の音は結構乗ってるかもしれません。ただ、素材の音が乗るといっても変な印象は感じないですし、何も敷かないよりは良い結果になることが多いです。そんなに高くないので、興味ある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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